社員旅行で四川へ
四川
川あるいは蜀と略称し、地形は東西の差異が大きく、複雑で多様である。長い歴史と文化があり、美しい自然風景もある。
「蜀道の難きこと青天に上るよりも難し」と言われるが、それでも風に乗って古蜀の姿を見に行った。
成都
四川省の首都であり、別称は「蓉」である。「一年にして居る所は集落となり、二年にして村になり、三年にして都になる」の言葉から「成都」と名付けたと言われている。
蜀文化の発祥地である成都は中国「十大古都」に認定され、第一陣の「歴史・文化名城」も指定された。
楽山
古称嘉州であり、「海棠香国」の美称がある。
楽山大仏
唐・713 年の着工から約90 年の歳月をかけて建てられた。
彌勒真彌勒 分身千百億(弥勒は真の弥勒にして分身千百億なり) 時時示時人 時人自不識(時時に時人に示すも時人は自ら識らず)。
九寨溝
この名前はここにある九つのチベット族の集落から由来している。高山湖沼群、滝、色とりどりの森、雪をいただいた峰、ブルーアイスとチベット民族文化を合わせて「九寨溝六絶」と言われている。
樹正群海、双龍海、火花海、五花海、珍珠灘瀑布……
黄龍
黄色がかった乳白色の石灰岩層に覆われた峡谷で、遠くから見ると、深い樹林を縫って駆け昇る黄金の龍の如くため、この名をつけられた。黄龍は彩池、雪山、峡谷、森、石灰棚を流れ落ちる滝、古刹や民俗という七絶がある。
五彩池、黄龍洞、接仙橋、黄龍寺……